「別居しなければ良かった」女が別居を後悔する3つの瞬間

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別居に至るまで、様々な理由があり、悩んで決断する。

後悔しないと思って別居に踏み切っても、いざ始めると後悔することがある。自分から「別居したい」言っても、後悔してしまうものはしてしまう。「後悔するならしなきゃいいのに」という外野の意見は場外に投げ飛ばし、話を進める。

「別居を全く後悔していない!」なんて、前向きな人間ばかりではない。そんなことを言っている人の中には、心の内では後悔と同居していたり、もしくは、後悔していないと言い聞かせていたりする人もいる。強がっているだけなんだ。

私は、赤ちゃん連れで別居しており、“今は”後悔していない。だが、全く後悔しないわけではない。ふと「別居しない方が良かったのかな」と思う瞬間がある。おそらく、この瞬間が瞬間ではなくなった時、後悔となる。そして、別居を継続すべきか、元に戻るべきか逡巡するだろう。

では、どんな時に後悔するのか。

ワンオペ育児が辛くなった時

今までより子どもと二人きりの時間が増える。ほんの少しでも手を借りられていた部分も、全て自分一人でやらなくてなならない。

一人では辛いと思う瞬間がある。自分以外に誰かいれば何とかなることも、一人だとどうにもならないことがある。子どもと一緒にいれて辛いなんて贅沢だ、って思う人もいるかもしれない。けど、本人にしかわからない辛さがある。

付きっ切りで手の離せない子だったら、全然寝てくれなかったら、泣きっぱなしだったら、全身掻き毟って血だらけだったら、疲労と心労で自分がおかしくなりそうになる。

かまってあげられなくてごめんね。もう泣かないでよ、泣き止んでよ。痛いの?かゆいの?どうして嫌悪いの、笑ってよ。眠たい、いつになったらちゃんと寝れるんだろう、頭から足まで体のあちこちが痛くなってきた。辛いよ。

自分だけじゃどうしようもない。

そんな時、誰かと大変さを分かち合えば、大変ではなくなる。交代であやしたり、休んだりできる。気持ちに余裕が出来る、身体が楽になる。

離れて初めてわかる人のありがたみ。

子どもの成長を誰とも分かち合えない時

子どもは日に日に出来ることがどんどん増えていく。小さい頃なら尚更だ。成長を見るのが楽しい中で、ふと、誰かと共有したくなる。SNSではない、子供の成長を心から喜んでくれる誰かと。

歯が生えてきたよ。つかまり立ちも、はいはいもあっという間に出来るようになったんだよ。

ほら、今歩いたでしょ!

この瞬間を、成長を分かち合いたいと思う。

相手を恨んでいれば分かち合いたいとは思わないだろう。だが、性格の不一致のような理由だと、相手のことをそれほど根深く憎むことはない。

今まで当たり前に成長を一緒に見てきた人、もう同じ屋根の下にはいない人に、成長を見せてあげたいと思ってしまう。共有したいと思ってしまう。

ごめん、成長を見せてあげられない。胸がつかえるよ。

周りの幸せそうな家族を見た時

これは別居というより、夫婦仲がよければの話。

スーパーで買い物、デパートにお出かけ、ファミレスで食事、特に休日のそこでは、家族連れの仲睦まじい光景がよく見られる。実際仲がいいかはさておき。仲がよければ自分たちもこうだったかもしれない、と羨ましくなる。別居中は親子三人という体裁すら叶わない。

子どもが悲しい思いをするかどうかを考えるより前に、なぜか自分が悲しい。望んで離れたはずなのに。夫がいた時よりも幸せなはずなのに。

その気持ちには急いで砂をかけて埋めるんだ。自分以外の誰にも見られないように、掘り起こされないように。

全く後悔しない別居はない

もし、これらのことを思う時間が長くなってきたら、夫に一緒にいて欲しいと思っている、夫を必要としているということ。前向きな気持ちよりも後悔の比重が大きくなっているサイン。

別居中の人は、きちんと気持ちと向き合って

別居とは、結婚しているけど離婚していないという不思議な状況。

別居も一つの決断ではあるが、離婚というもっと大きな決断を控えている。そのために、この距離と時間ある状況を活用して、しっかりと自分の気持ちと向き合うべきなんだ。虚勢を張ったり、体裁を繕うのはやめにして、一旦素直になってみて。

後悔することは悪いことじゃない。感情のある人間ならして当たり前。けど、後悔していることから目を背けてはいけない。

前向きな気持ちで進めるよう、時間をかけて大きな決断をしていこう。

別居を考えている人は、後悔する可能性があることを考慮して

今、別居を考えている人は、「後悔する可能性がある」ということを頭に入れた上で、別居するか否かの決断してほしい。

一度別居してしまったら、元に戻れるとは限らない。各々の状況と相手の性格によっては戻れないかもしれない。

別居は、夫婦の関係を良くも悪くもする可能性を秘めている。別居してみて変化することは多い。私は現にそう思っている。相手の良い所や必要性を感じたり、逆に「あんなに我慢していたのは馬鹿らしい」と思ったり、以前とは違う見方や考え方が出来たり、一人でやっていく自信がついたり。なんだかんだ言って、やっぱり経験してみないとわからない。

別居するなともしなさいとも言わない。ただ、「後悔してもいい、それでも離れたい」っていうなら別居してもいいと思う。

全く後悔しない別居はないんじゃないかな。だから、よく考えて。

別居を後悔しているときに取れる手段は二つ

前向きに戻るか、前向きに進むか。

強い意志を持ってそのまま進む

後悔しても進めば道は開ける。自分次第だ。

やみくもに進んでもそんないい道は開けない。だから、「今後悔してるけど、数年後には離婚して良かったと思ってみせる」という強い意志を持って進むんだ。

戻る努力をする

もし、後悔が大きいのであれば戻るのもありだと思う。

しかし、辛い、淋しい、羨ましいといった感情の隙間を埋めるために戻っては、離婚を考えるのが目に見えている。一時、その隙間が埋まっても、隙間に張っていたものは剥がれ落ちる。とりあえずの修復では、またすぐに綻びが生まれる。“二人の家”がボロボロだから別居にまで発展したはず。そんな状態のものを完璧に修復するのは無茶だ。

できれば、今の負の感情を脱するためではなく、前向きな気持ちで戻った方がいい。

隙間を埋めるためではなく、一緒に新しい家を築くために。

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