つわりに耐えながらの仕事はきついよ、だったら休んでもいいじゃん。

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つわりで辛かったら休んでもいいと思う。私は実際につわりで休みました。甘え云々ではなくどうにもならなくて。

まだまだ、世の中はつわりに対して理解が少ない。

知る場も教える場もないから当たり前かもしれないけど、少しでもつわりで休む人の気持ちや状況を知ってもらえればと思います。

また、つわりで苦しんでいる人は、少し逃げてもいいと思うんです。

みんな、つわりは病気じゃないから・・・っていうバイアスがかかりすぎなんです。風邪で休んでいいのに、つわりで休んではいけないなんておかしな話。

私の体験が誰かの役に立てれば何よりです。

常に吐き気とともに生きている

吐き気、食べづわり、めまい、眠気、唾液過多 etc

つわりと一言に言っても様々な種類があるのはご存じだろうか?

最もメジャーなのは吐きづわり。妊娠前でも聞いたことがある、よくドラマ等で見るあれだ。

吐きづわりというと、ひたすらゲロゲロ吐くことを想像するだろう。しかし、私の場合は吐くというより、吐き気がメインだった。実際に吐くこともあるが、そう多くはない。常に吐き気とともに生きているって感じ。

何を食べても吐き気がする。寝転がっていても起きているだけで吐き気がする。唯一吐き気がしなかったカロリー取れるものが、グリーンなダカラだった。

何を食べても食後吐き気がする→食べたくなくなっていく→食べてもどうせ吐くから食べるのももったいない→食事作るのもバカらしい。

結果、体力落ちてすこぶる具合悪い。この悪循環がつわりのつらさを倍増させている。

通勤シタクナイ

毎朝すこぶる具合が悪く、出社前にトイレでえずき、通勤のJRではめまいと吐き気に耐えながら吊り輪に捕まった。出社後は仕事始まるまでできるだけトイレでうずくまった。

体を起こしているだけでだるさと吐き気で辛かった。

マタニティマークはただのキーホルダー

JRはいつも立ちっぱなし。ちなみに、マタニティマークつけてても、つけてなくてもそんなに変わらない。つわりが酷い頃はお腹が目立たないから、妊婦だっていうのはあのキーホルダーでしかわからない。

最初は恥ずかしかったけど、突然倒れたとか何かあった時に便利かなと思い、つけることにした。

通勤で座りたいと常に思っているわけではないが、しゃがみ込むくらい辛い時はさすがに座りたいと思った。

けど、そんなときも私のバッグにぶら下がったマタニティマークは威力を発揮することはほぼなかった。ただのハートのキーホルダー。乗客はスマホ見てるか寝てるか(寝てるふり含む)、見てみぬふりか。

「みんな眠いし疲れてるから仕方ない、きっと私が妊婦で辛いなんて誰にも分らないもんな」なんて今なら思える。が、あの状況ではそう冷静になれない。

そんな日が続くと、通勤したくない病になった。朝になると「通勤シタクナイ、アノ30分ツライ、ドコデモドアホシイ、アァ、ワープシタイ」と謎な思考になる厄介な病だ。

もっと働く妊婦さんに優しい世の中に

心に残っているのが、お腹の大きな妊婦さんが譲ってくれた時。「今が一番つらいよね」って声をかけてくれた。じーんときて涙が出そうになった。私もつわり乗り越えたら、絶対同じことしようと誓った。

お腹が大きくなると譲ってくださる方が増えた。ありがたいけど、なんか申し訳ない。立っているのはもうそんなに辛くないから。だけど、座ると満員電車でお腹が圧迫されなくて済むから安心できた。

都会じゃなくてもこれだから、都会の押し寿司のような通勤電車に乗っている人はまず座れたことがないのでは?勝手な想像だけど。

仕事を休めるなら休んでるよ、それでも行かなくちゃいけない。そんな多くの妊婦さんにとって優しい世の中になってほしい。

全然仕事が進まない

仕事が始まったら1時間に1回は無意識に休憩を取っていた

むくみで足が痛くなってくるし、PCを見ているだけで気持ち悪い。

さらには、眠気が酷くて意識が遠のいていく。心ここにあらずで「あれ、さっきどこまでやったけ?」っていう状態。

無理やり体と意識を起こすためにも休憩は必須だった。

社内の人には良く思われていなかったと思う。

休憩をとってもどうにもならないこともあった

例えば、気持ち悪くて電話に出ても声が出ない。声が小さいと怒られ、悔しくて涙目になることもあった。

ずっと口に梅のお菓子入れていないと吐き気が治まらない。

そんな中での仕事は熱が出て出社しているよりつらかった。風邪なら薬で体は楽になるから。

つわりの症状が朝に重たく、出社できない日もあった

“Morning sickness”という言葉の通り、朝は余計に症状が辛かった。

期日のあるものに追われるのが仕事だが、仕事に行けないとその分遅れる。後に後に詰まっていく。普段なら「よし、片づけるぞ!」と奮い立たせるが、つわりでそれもできない。

自分の意思ではどうすることもできないことのせいで仕事がこなせなくなっていった。しまいには、期日そのものがストレスになっていた。

帰宅後は夫のご飯支度をして、次の日の弁当を作って気付いたら寝ていた。眠気が酷く、20時以降起きれた試しがない。よって、家で仕事を進めることもできない。

会社と相談して仕事内容を変えてもらった

上司に相談し、休むことも多くなってきたため、会社に妊娠の報告をすることにした。まだ安定期前の妊娠3ヶ月での報告だった。

世間的に見ればかなり早いが、自分の状況を勘案したときにこのタイミングがベストだと判断した。

会社に報告してから、つわりで休む私を悪く言う人は私が知る限り1人もいなかった。とても恵まれていたと思う。

仕事については、期日が短いものや、重要度の高いものは外してもらった。

新しく仕事を覚えるほど集中できる状態ではなかったため、仕事も限られていった。

仕事も満足にできず、会社にとって必要ないのでは?と思うと辛かった。

内容を変えてもらえたのはありがたかったが、仕事にやりがいを感じなくなった。

傷病休暇を取ることになった

仕事の全てがストレス

仕事に行けない日が続くと、体力が落ちていった。

休むたびに朝連絡するのがストレスになっていった。何回かならいいが、毎日のように同じ時間に電話で連絡しなくてはいけない。そのたびにリスケジュールしなくてはいけない。仕事を誰かにお願いしなくてはいけない。

朝から職場のトイレで吐き気と闘いながら「今日はもうダメかも、帰ろうかな」と思い、上司に相談すると、まとまった休みを取ったらどうか?という提案を受けた。

そのためには、会社の規則で医師の診断書の提出が必要とのこと。通っている産婦人科でその旨を説明すると、すぐに診断書を出してもらえた。

まずは1週間様子見て、体調に応じて考えていこうと。

スッと心の荷が下りた。

ポイント

診断書は全額自費なのでお金忘れずに。私は3,000円くらいだった気がしますが、病院によって金額もまちまちなので、心配であれば事前に確認した方がいいかもしれません。

有休がなくなった

ついに有給もなくなり無給で休むことになった。

無休で休むということは、社会保険料は変わらないが、給与は出ないということ。

すると、稼いだ分は社会保険料に消えていき、手元に残るのは微々たる金額。馬鹿らしくなった。こんなに辛い思いしてるのに、何やってんだろ。

傷病手当をもらうことに

無休で休むことが多くなってきたとき、総務からの話で傷病手当金の存在を知った。

被保険者が病気やけがで仕事を無休で休んだ時にもらえる手当のこと。もちろん医師の診察により、仕事に就けないという証明が必要になる。

正社員の場合、結婚していても収入の関係で自分で健康保険に加入している人も多い。そんな人が対象になる。

つわりは病気ではないが、それだけ症状が重ければきっと対象になるはずとのこと。しかし、手当てが受給できるかは申請してみないと分からないため、まず、医師に申請書を記入をしてもらってほしいと言われた。

結果、手当をもらうことが出来た。

※つわりによる傷病手当金の流れについては詳しくは後日書きます

休んでもいいんだよ

私は休んだタイミングや日数が、たまたま標準月額に影響を及ぼすことがなく、休む前の給与で傷病・産休・育休手当てが算定された。

無給で休んでばかりだと算定基礎の金額が低くなってしまい、産休・育休中にもらえる手当も少なくなってしまう。

※手当の算定方法(後日書きます)

もし、無休ですら休まざるを得ないほど辛い状態なら、傷病手当をもらってしまうのも選択肢としてありだと思う。もちろん会社での立場や責任、休めない状況もあるから一概に休めばいいとは言えない。

最大限に頑張ってるのに、つわりのせいでまともに仕事に行けず、給料も社会保険料と相殺されてほとんど手元に入ってこない。

仕事も思うようににできず、周りに迷惑かけてしまう。自分自身も出来ないことが辛い。

標準月額が低くなり、産休、育休でもらえる手当も減る。

頑張った甲斐がどこからも得られないなら、そんなに無理しなくてもいいんじゃないかなというのが私の持論。

どうするかは自分次第、休んでもいい、自分に合った方法で乗り切ろう。

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